京都府立桂高校の京都自生ノシバ発見のための種子採取活動への参加
< 平成24年6月23日(土)>
6月23日(土)、京都市東山区の豊国廟でのノシバ種子採取活動に、当金庫の職員が参加しました。
桂高校では、片山一平先生の率いる「地球を守る新技術の開発」研究班が、日本の固有種である「ノシバ」を守り、さらに屋上緑化に利用するという研究をされています。
昨年までは奈良県の若草山で活動されており、当金庫の職員も種子採取活動に参加しました。
今年は、京都自生のノシバ発見のための活動を始められており、この日は、豊国廟、広隆寺、高台寺の3箇所に分かれて活動するとのことで、当金庫の職員は豊国廟での活動に参加しました。 「京都府レッドデータブック」によると、「ノシバ」は絶滅危惧「要注目種」に分類されており、片山先生をはじめ桂高校の生徒さんたちは、京都自生のノシバ発見のために休む間も惜しんで活動に当たられています。
この素晴らしい研究に当金庫も微力ながら関わることができ、とても嬉しく思います。一日も早く、片山先生の率いる研究班の活動が実を結ぶことを祈っています。
<当日の様子>
昨年の若草山での活動経験もあり、当金庫の職員も種子の採取は慣れたものでした。まずは、紙袋を受け取り、芝生にしゃがんだり、跪いたり、各々が探しやすい体勢で種を採ります。
天候にも恵まれ、近くで遊んでいた子どもさんが「何を探しているの?」と声をかけてくれました。「ノシバの種を取ってるんだよ。」などと話をしていると、いっしょに探してくれて…陽の光が降り注ぐ中、ほっこりした素敵な時間を過ごすことができました。