ご参考
 信用金庫業界の中央団体である一般社団法人 全国信用金庫協会は、中小企業金融円滑化法の期限到来後も、お客様に安心してお取引を継続していただけるよう業界の対応方針を明確に示すべく、中小企業等の金融円滑化への取組みに関する業界申し合わせを行いました。
 申し合わせの内容については、「中小企業等の金融円滑化への取組みについて」(PDF:79KB)をご覧ください。

 中小企業金融円滑化法の期限到来に伴い「金融の円滑化を図るための基本方針」を一部改正いたしました。(尚、同法の期限到来に係りなく、当金庫はこれまでと同様に、お客様からの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みについては真摯な対応に努めてまいります。)


金融の円滑化を図るための基本方針


1.取組み方針

  京都信用金庫はコミュニティ・バンクとして「金融サービスを通じて地域社会に新たな社会的紐帯(ちゅうたい)、人々の絆を育むこと」が社会的使命であると考えています。
  お客様からの資金需要や貸付条件の変更等のお申込みについては、これまでと同様に、お客様のことをよく知り、お客様の抱えている問題を十分に把握し、適切なご提案を行うことにより、その解決に向けて真摯に取組みます。

2.金融の円滑化を図るための態勢整備

当金庫は、上記の取組みを適切に実施するため、必要な態勢整備を行っております。
『金融円滑化管理責任者』の配置
適切な金融円滑化を図り、その実効性を確保するための担当部門を『金融円滑化管理部門』として設置し、当該部門の担当役員をその管理責任者として『金融円滑化管理責任者』に任命しております。『金融円滑化管理責任者』は、適切な金融円滑化を図るための具体的な施策の企画立案・推進を行います。また、金融円滑化管理の状況について、定期的または必要に応じて『理事会』に報告を行います。
『金融円滑化相談窓口』の設置
事業性の資金をお借り入れのお客様や住宅ローンをご利用のお客様からの「資金繰りの安定」や「ご返済条件の見直し」などに関するご相談、ご要望および苦情に対して柔軟に、より迅速かつ適切にお応えできるよう、『金融円滑化相談窓口』を開設致します。

具体的な対応状況について

  • お客様からの事業資金または住宅資金の貸付条件の変更等のご相談、お申込みについては、「ご相談シート」に詳細を記録し、お客様の抱えている問題を十分に把握し、適切なご提案を継続的に行うことにつとめます。
  • お客様からの経営相談については営業店が真摯にお話をお伺いし、経営指導および経営改善が必要と思われる場合については、本部の審査部門、経営支援部門および企業成長推進部門が連携し、積極的な支援体制でサポート致します。
  • 当金庫では経営相談・経営指導および経営改善に関するきめ細かな支援を実行する専担者として、平成23年度より「企業金融チーフ」を配置しております。お客様の経営課題を把握・分析し、最適なソリューションの提案を実践するため、外部専門家による研修会を実施する等、「企業金融チーフ」の能力向上に積極的につとめております。

3.他の金融機関等との緊密な連携

当金庫は、複数の金融機関から借入れをされているお客様から、貸付の条件の変更等の申し出があった場合など、他の金融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じた際には、守秘義務に留意しつつ、お客様の同意を得たうえで、これらの関係機関と情報の確認、照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化につとめてまいります。

尚、お客様からの「資金繰りの安定」や「ご返済条件の見直し」などに関するご相談については、こちらをご覧下さい。

以上

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